2023年11月2日,人生ではじめてJAL国際線ファーストクラスへ搭乗しました。
ポイ活でコツコツとマイルを貯めるとこんなこともできるよ!
という一例としてご覧いただけると幸いです。
ちなみに,ドケチなので,食べてばっかり,内容もさもしい記事となっておりますことご了承くださいm(_ _)m
- 広島→羽田 JL0266
2023/11/1 20:35-21:50(1時間15分) - 羽田→バンコク JL0031(B777-300ER)
2023/11/2 11:25-16:20(6時間55分)
金額:JAL国際線特典航空券50,000マイル
※燃油サーチャージ・諸税別
本記事の内容は搭乗日時点での内容になりますことご了承ください。
チェクインから羽田制限エリアまで
チェックインは,搭乗24時間前から可能となるWebチェックインを利用!
預け入れ荷物はないですし,空港でチェックインをしてもいいことはありません注1。
注1 2024/1/24より羽田空港にてJAL Fクラス専用チェックインカウンターの運用がはじまるそうです
……と思っていましたが,操作をミスしてしまいWebチェックインができない状況に。。
けっきょく,旅程出発地である広島空港のJALカウンタで相談。紙の搭乗券を発券してもらいました。
そんなこともありながら,11月1日20:35発の広島-羽田便はほぼ定刻どおりに羽田へ到着。バンコク行きが出発する第3ターミナルへ向かいます。
時刻はまだ11月1日の22:00ごろ。バンコク行きが出発するのは翌11月2日の11:25です。
が,第3ターミナルは24時間運用であるため出国手続きを経てそのまま制限エリアへ。
(預け荷物がある場合は,荷物預け入れが国際線出発当日の受付となるため,前日中に制限エリアには入れません。)
保安検査場では,ファースト・ビジネスクラスの乗客用の優先レーンを利用しました。
制限エリア内での夜明かしは,わたしはそのへんの椅子で仮眠をとるので十分です。トランジットホテルもありますが,わたしには手の出ない値段です。
制限エリアの椅子は肘掛けなしの連接型。座面は傾斜はありますが寝る時に障害になるようなデコボコはありません。照明は多少気になりますが,深夜便の少ない搭乗口付近であれば凄くうるさいということもなく。空調も適切で脱ぎ着の調整でなんとかなる範囲でした。
これまでの空港寝ではトップレベルに寝やすい環境でした(といっても5,6カ所程度の経験です)。
JALファーストクラスラウンジ
ファーストクラスの楽しみは飛行機に乗る前から始まっています。
そう,ファーストクラスラウンジです。
場所:第三ターミナル 112番ゲート付近
時間:6:00-翌日01:50
※時間は利用日のもの。最新情報はJAL HPをご確認ください
※別途サービス・エリア等ごとの営業時間あり
それなりに人はいましたが,同じくJALのサクララウンジよりは余裕があり落ち着いて過ごせる雰囲気です。
ラウンジ内は複数のエリアに分かれています。
- JAL’s Table(ダイニングエリア)
- RED SUITE
- JAL’s SALON
- 鮨 鶴亭(今回は休止中) ※2024年1月再開済
ほか,シャワースペース,マッサージチェア,コピー機なども完備です。
JAL’s Table(ダイニングエリア)
お食事をいただくスペースです。
カウンター,丸テーブル,ソファなど座席は好みに応じて使い分けられます。
お料理は基本的にテーブル上のQRコードから注文します。飲み物はセルフサービスです。
食べ物,飲み物はラウンジ内の各エリアを紹介したあとにまとめてレポートします。
RED SUITE
「選ばれし大人たちの遊び心溢れる隠れ家」(https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/lounge/hnd/first/)とのことです。
内部はさらにライブラリールーム,ギャラリールーム,プレイルーム,バールームに分かれいます。
レトロな計器?,旅行グッズや遊具などが配置されており,照明も一部分は白熱電球で雰囲気があります。
バールームには,他のエリアとは違うシャンパン「ジョセフ・ペリエ」(一本7,000円前後)が置かれていました。
このときはまだComming Soon状態でしたが,2023年11月後半ごろより「はせがわ酒店」セレクトの日本酒も置かれているようです。
(私が伺った際は,ダイニングエリアと同じ日本酒が置かれていました。)
また,このエリアではJOHN LOBBなる高級靴メーカーの靴磨きのサービスをうけることができます。
(私が伺った際は休止中でしたが,2024年1月現在は再開しているようです)
JAL’s SALON
エントランスよりダイニングエリアとは逆方向,階段より上階へ進むとJAL’s LALONと呼ばれるエリアがあります。
「最上級の寛ぎと旅の楽しさを演出」される場所らしいです。
ソファ席を中心としたゆったりとした空間にバーカウンターが設置されており,国産の少し良さげなお酒やお茶・和菓子などがいただけます。
シャワールーム
シャワールームもお食事と同じくダイニングエリアテーブル上のQRコードから予約。
待ち人数もQRコード読み取りページから確認ができ,準備ができたら通知が来ます。
ただ,今回は軽いトラブルが;;
待ち人数1のまま50分ほど全く進まず。。スタッフさんに確認をしたところすぐに案内されました。
そのあと続々と案内されていたので,そういうことだったのでしょう。
シャワールーム内はファーストクラスだからといってすごく特別なことはありませんが,不足なくきれいに整えられています。
タオル・ドライヤー・歯ブラシも備え付けられています。
ドリンクや食べ物
ドリンク
ドリンクは基本的にはセルフサービスでJAL’s TableやJAL’s SALONなどいくつかの箇所に設置されています。
ビールはサッポロ,サントリー,アサヒ,キリンそれぞれのプレミアム系。
ワインはシャンパン1種類に赤白がそれぞれ2種類ずつ。シャンパンは一本5,000円程度,ワインは2,000-4,000円程度のラインナップです。
日本酒は4合瓶で2,000円弱くらいのものが置かれています。
ワイン・日本酒部門で知っていたのは農民ドライ(ココファーム)と富久長(今田酒造)くらいとお酒には詳しくないですが,むげに選んでるのではないことは伝わってきます。
ちなみに,時間的にカフェインレスなコーヒーの気分だったのでスタッフの方に尋ねたところ,ドリンクコーナーには見当たりませんでしたが,インスタントのものをだしていただけました。
また,RED SUITEでは前述のとおり他のエリアとは異なるシャンパン「ジョセフ・ペリエ」(7,000円前後)があります。
JAL’s SALONではジャパニーズウイスキーやこだわりのお茶など特別なドリンクがいただけます。
このとき提供されていたお茶菓子 三栄堂「湖都路」は意外性があり面白い一品です。
わたしは以前にいただいたことがあり,はじめて見た時は「きんつばかー」と思いましたが,実際に口に運んで「ほう!こう仕上げてくるのか」と驚いた記憶があります。
オーダーメニュー
オーダーはJAL’s Table(ダイニングエリア)の卓上QRコードから自身の端末で行います。
私が伺った2023年11月はじめのメニューは次のとおりでした。
メニュー | 備考 |
---|---|
JAL特製オリジナルビールカレー | |
JAL特製オリジナルビールカレー(小) | |
JAL特製オリジナルビールカレー(ルーのみ) | |
AFURI(阿夫利)柚子塩らーめん | |
【鮨 鶴亭】週替わり3貫セット(ワサビあり/なし) [下記3種] | 提供7:00-23:00 |
【鮨 鶴亭】マグロ(天身)(ワサビあり/なし) | 提供7:00-23:00 ネタは定期変更 |
【鮨 鶴亭】近大生まれ真鯛(ワサビあり/なし) | 提供7:00-23:00 ネタは定期変更 |
【鮨 鶴亭】玉子 | 提供7:00-23:00 ネタは定期変更 |
【鮨 鶴亭】ベジタブルロール [かぼちゃ,ヤングコーン,ブロッコリー,赤パプリカ] | 提供7:00-23:00 |
メニュー | 備考 |
---|---|
アメリカンモーニングプレート(和風ドレッシング/野菜ドレッシング) [スクランブルエッグ,ソーセージ,ポテト,サラダ] | 朝限定? |
フルーツグラノーラミックス ベリー添え(ミルク/ヨーグルト) | |
和御膳 [白米,味噌汁,明太子,玉子焼き,魚料理,梅干し,和惣菜,ひじきに,焼き海苔] | |
和御膳(おかずのみ) [味噌汁,明太子,玉子焼き,魚料理,梅干し,和惣菜,ひじきに | |
薩摩芋のポタージュ | |
【プラントベース】ニンジンのポタージュ | |
フジッリのペスカトーレロッソ | |
【プラントベース】白トリュフ香るフジッリの豆乳ポルチーニソース | |
チョップドサラダ(和風ドレッシング/野菜ドレッシング) [ロメインレタス,ケール,フリルレタス,キャロットラペ,紫キャベツリネ,チキン] | |
ベジタブルチップサラダ [ロメインレタス,ケール,フリルレタス,紫キャベツマリネ,ベジタブルチップ(トマト,カボチャ,ゴーヤ)] | |
長崎産天然真鯛のポワレ 焼きサフランライス添え | |
チキンソテー サルサベルとジロル添え | |
ソイミートとラタトゥイウバルサミコソース | |
バターロール | |
クロワッサン | |
バゲット | |
ごはん(白米) | |
味噌汁(減塩) |
メニュー | 備考 |
---|---|
フルーツ盛り合わせ | |
ティラミス | |
フルーツグラノーラミックスベリー添え(ミルク/ヨーグルト) | 時間限定? |
メニュー | 備考 |
---|---|
【ハラル対応】バターチキンカレー | |
【ハラル対応】牛丼 | |
ベジタブルチップサラダ [ロメインレタス,ケール,フリルレタス,紫キャベツマリネ,ベジタブルチップ(トマト,カボチャ,ゴーヤ)] | |
ソイミートとラタトゥイウバルサミコソース | |
【プラントベース】ニンジンのポタージュ | |
【プラントベース】白トリュフ香るフジッリの豆乳ポルチーニソース | |
【プラントベース寿司】マグロ風(わさびあり/抜き) | 提供7:00-23:00 |
【プラントベース寿司】イカ風(わさびあり/抜き) | 提供7:00-23:00 |
【プラントベース寿司】サーモン風(わさびあり/抜き) | 提供7:00-23:00 |
いただいたものは,どれも,ふつうにおいしかったです。どのくらい「ふつう」かというと,カレー(サクララウンジでも提供)とお寿司が頂点といった感じ。
基本的にはファミレスでも超高級店でもないレストランでご飯を食べているくらいの印象です。ただ,メイン料理の付け合わせ(←)やスープは,けっこう好みでした。
全部紹介をしているとキリがないので,変わったところで2点だけ。
- プラントベース寿司
食感も味も頑張っていることは伝わってくるこんにゃくでした。すごいとは思います。
わさびがとても強く感じた(脂っ気がないためか,朝出したてだったからかはわかりません)ので注意してください。
- ソイミートとラタトゥイウバルサミコソース
いわゆる代替肉に分類されるもので,つくね的な印象です。ただし,代替肉ながら別の方向に進化しようというモメンタムも感じ「一つの新しい食材」として普通においしい・面白い一品でした。
ビュッフェメニュー
ほとんどのお食事はオーダー形式ですが,JAL’s Tableにおいては一部のおつまみ,パンなどがビュッフェ形式で提供されています。
そんなこんなで,ラウンジを楽しんだ後は,ついにファーストクラス搭乗です!
ファーストクラスのフライト
搭乗から離陸まで
いつものエコノミーであれば最後の方に搭乗しますが,今回はいの一番に搭乗。
座席に着いて少しすると,チーフCAの方と,そのあとにもうお二人のCAさんが挨拶に来てくださいました。
このあとのフライト中もサービスの際などにCAさんから簡単なお話をふられることもありました。この辺りは好き嫌いが分かれるところかとは思いますが,個人的には嫌いではありませんが。
ただ,はじめての搭乗ということもあってか,お話の中で色々と情報収集をされている気はしました 笑
ウェルカムドリンクでは,オレンジジュースかシャンパンをいただけるとのことでした。どちらも選び難がったため,ブレンドしてカクテルのミモザ風でいただくことに。
そんなこんなでドリンクをいただいたり,座席をいじってしばし楽しみ,12:15ごろに離陸しました。
ちなみに,この日の機内は混雑。ファーストクラスは全8席全てが埋まっていました。
食事
離陸後約20分の12:35頃にシートベルトサインが消え,しばらくすると食事と飲み物のオーダーが。
食事は洋食,そして飲み物は1本十数万円とも言われているシャンパン「サロン 2013」をいただきます。
サロンは,搭載が日本発の便に1本のみ。なくなり次第終了のため,はやいうちにリクエスト。CAさんのおすすめもあり,ほとんどの方がサロンを注文されていたようです。
サロンを注いでもらい,
すぐに,アペタイザー(おつまみ)も到着。ミックスナッツとピクルスとハムらしいですが,ナッツは見たことのない形をしています笑
ちなみに,ワイン類はボトルを見せてくださりテイスティングのうえで注いでくれます。
が,わたしは「どうせ古いとかわからないし信用してるんで,じょぼじょぼ入れちゃってください」とお断りしていました笑
お食事中のグラスについては別のワインを頼むと替えてくれますが,形は赤白シャンパン全て共通のようです。
話を戻して,高級シャンパン サロンは繊細さの片鱗もみせつつキレのある味わい。普段600円のスパークリングワインしか飲まないわたしにとっては恐れ多い飲み物でした。
クラスが空きかけた頃にしれっともう一杯ついてくださり,この日のサロンは売り切れに。早めにいただいておくことをお勧めします。
初めからラスボス級のものを味わってしまいましたが,コース料理はここからはじまります。
飲み物は,正直に「よくわからないので,適当にワインを合わせてください」とお願い。
赤白ワインは値段だけでいうと約4,000円-10,000円強くらいとわりと幅があります。お得さを求めるならば高いものを飲み続ければ良いのでしょうが,値段よりもお料理に合うかの方が重要です。
まずはカゴに入ったパンを持ってきてくださり,お好きなものをいただきます。
ここで恥ずかしげもなく「全種類欲しい!」お伝えしたところ,
「暖かいうちに召し上がっていただきたいのでまずはお二つでいかがでしょうか」
とのことで,わかめのチャバタとプチブリオッシュ。
メゾンカイザーはたまに食べることもありますが,バターやオイルなどを使うまでもないくらいのうまさです。
そしてお食事の1品目。山羊乳のバヴァロワ。
わたしの知っている言葉でいうとババロアだと思いますが,全く別のお料理でした。
オリーブオイルと塩味,(山羊な感じはわからないが)乳感が調和。上に乗っているスライスナッツの食感も面白い。一品目から見事に期待を超えてきます。
飲み物は「せっかくなので別のシャンパンもいかがですか?」とのことでもう「ドラピエ グラン・サンドレ」(20,000円程度)。
こちらはド素人にもわかりやすくナッツやスパイス系のような香りのする面白いシャンパンでした。
お次はオードブル。まずは,カマスとナスのプレッセ。カマスとナスを層にして圧着したお料理です。←
ここで飲み物を白ワインに変更。アンリ ブルジョワ”サンセール ダンタン2016”(フランス)をいただきます。
このあたりからは至福の時間だったことは覚えていますが,味の記憶はほとんどないので適当だとご理解ください。←
ただ,お料理と近いお味や風味を持つ飲み物でペアリングしてくださっているなぁと漠然と思っていたことは記憶にあります。
お次は毛蟹のクスクス。飲み物は,ブランク・キャンバス”リード・ヴィンヤード シャルドネ2020”(ニュージーランド)。
オードブル1品目は関東以西らしい魚,2品目は北日本っぽい海産物,白ワインもソフトな味わいの一杯目からミネラルの塩味を感じる二杯目と対比が面白く飽きずにいただけました。
そのあとはメインディッシュ。まずはお魚 甘鯛のヴィエノワーズ コンテソース。
まずは包みを開いて香りを楽しむらしいです。なんだか外国でかいだことのあるようなお魚料理の香りと,しっかりめで複雑なお味。ご飯が欲しくなります。
おそらくお願いすればいただけたと思うのですが,少し前にパンをおかわりしていたのでそちらでごまかします。
そしてお料理のラスト,お肉の料理の和牛フィレステーキです。お肉はしっかりとした焼き具合。付け合わせは,レンコンをアクセントにしたハッシュドポテト的なものにボロネギ(リーキ)が添えられています。
ステーキという”知っているもの”故に「地上で最高の状態で料理をしたらさらに美味しいんだろうなー」という思いが込み上げてきます。ただ,空の上でこのレベルのものを食べられるのはさまざまな努力や技術の結晶で素晴らしいです。
自分の中で,特別な空間でいただいているというバフ効果と,調理の制約というデバフ効果のどちらを強く感じてしまうかを観察するのもまた一興といったところだった気がします。
飲み物はシャトー・ラグランジュ(フランス)の2017年もの。お料理とマッチする力強さのある赤ワインでした。
デザートは,ガトー・フリュイ。日本語にすると,フルーツの焼き菓子(ケーキ)。
飲み物は,アールグレイを合わせました。紅茶はポットにティーパックインでの提供です。
お菓子は順当に美味しかったのですが,紅茶については悪い予想の通り;;
いくらファーストクラスといっても上空では沸点が下がってしまうためか「せっかくのマリアージュ・フレールがもったいないなぁ」という印象でした。
仮眠
この頃にはだいぶ眠くなってきていたので仮眠をとります。
ベッドメイキングをしてもらうこともできますが,そんなに時間もないので今回はフルフラットにするだけに。乗り物内であることを考慮すると十分すぎる広さでした。
クッション(まくら)もエアウィーブでそれなりのモノなのだと思います。
パジャマについては,着替えるか尋ねられましたが時間もなかったので「結構です」と答えたところ,持ち帰られますか?とのことでいただくことにしました。
おつまみタイム
うたた寝から覚め,フライトは残り2時間強となっていました。
お腹はさほど空いておりませんでしたが,意地汚い性格であるため食べ物をいただきます。
決まった2食目はなく,アラカルトメニューから好きなものが選べます。
ちなみに,この時のオーダーを持って食事はラストオーダーとのことでした。ただ,お客さんごとに注文が入り次第ラストといった具合で,ラストオーダオの時間がきっちり決まっている感じではありませんでした。
いただいたのは,
串盛り(想像通りの味でおいしい)と
チーズ盛り合わせ(よくわからないけどいっぱいあって嬉しい・おいしい)と
フルーツ盛り合わせ(ふつう程度ににおいしい)。
飲み物は,ロイヤルブルーティー”クィーン オブ ブルー”を合わせました。
(ラストの1杯でギリギリいただけました。)
すごい紅茶ってこんななんやー思って飲んでいましたが,実は烏龍茶(青茶)だったらしいです。
具体的には台湾の東方美人(青茶の中では発酵度が高く紅茶に近い)が使われている模様。はじめはフレッシュさ・香味を感じ,あとにほどよい渋みが追いかけてきます。
さいごに,カクテル”黒糖ミルク”をいただきました。
JALのファースト・ビジネスクラスでは,2023年11月よりカクテルアドバイザーとしてその界隈では有名な後閑信吾氏が起用されています。せっかくなので,その後閑氏も携われている泡盛×黒糖のリキュール”黒糖デレキオ”を使用した一杯をいただきました。
プラカップなのは「もうすぐ着陸体制に入るので…,」との理由らしく,普通はきちんとしたグラスで提供されるはずです。
座席
窮屈感は全くなく流石にファーストクラスといった感じです。少々古さもありそれほど映えるシートではありませんが,手の届く範囲の手入れはされているという印象を受けました。
収納や座席の機構などの説明はパンフレットに任せます。
アメニティ
アメニティポーチはスーツケースなどでお馴染みゼロハリバートン(ゼロハリ)とのコラボ。旅行好き心がくすぐられます。
中身は下の写真のとおり。機内を快適に過ごすためのグッズが揃っています。
ポーチに入ったアメニティのほかには,スリッパと,男性用の資生堂MENの基礎化粧品がついていました(女性には女性用の化粧品がもらえるようです)。
そして,使いませんでしたが機内Wi-Fi無料クーポン
また,前述したとおり,パジャマもいただくことができました。
お手洗い
前方にはファーストクラス専用のお手洗い。少しだけ余裕があり高級感があった気がします。また,お手入れも頻繁にされておりいつもきれいな状態でした。
さいごのご挨拶
着陸体制に入る前にもCAさんがご挨拶に来てくださりました。
ご挨拶とともにJEAN-PAUL HEVINのマカロンのプレゼント。中身はチョコレートとピスタチオ・アーモンド的な2種類です。外箱に期限が書いていないので機内用かもしれませんが,自己責任でホテルでいただきました。
バンコク・スワンナプーム空港も入国は優先レーンで!
バンコクへはほぼ定刻通りに到着。名残惜しいですが,降機の時間です。
スワンナプーム空港では,ファースト・ビジネスクラスの乗客,体の不自由な方などは優先レーンが使えるため入国もスムーズでした。
入国審査エリアの入り口少し前あたりにプライオリティレーンの案内があるので,案内に従って進みましょう。
感想:日系らしい手厚いサービス
わたしがそういうのも嫌いではないと察して対応してくださった可能性もありますが,機内でのサービスに関しては日系らしいウェットさがありました。色々と気にかけてくださり,声もかけてくださいます。
そういったタイプのサービスが好みの方は満足できるのではないかと思います。
設備面は少しくたびれを感じる部分もありましたが,居住性はバッチリで,もっと乗っていたい!と思わせるものでした。
お食事も,空の上でこれだけのものが食べられるのは感動もの。
興味深い体験になりました!