ご当地朝食やサウナ付き大浴場で有名なビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」
2022年2月19日(土)から20日(日)にかけて,ドーミーイン 広島に宿泊しました。
このホテルに泊まるのは2020年3月と6月に続き3回目。
広島では,2021年11月にこの「ドーミーイン広島」から平和大通りを徒歩で東に約10分の場所に「ドーミーイン広島ANNEX」がオープン。ANNEXについては以前に紹介しましたが,改めてこちらについても紹介します。
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宿泊日:2022年2月19日(土)
部屋タイプ:セミダブル
価格:5,600円
チェックイン14:00/チェックアウト11:00
※通常チェックイン15:00
朝食付き
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください
基礎情報
ドーミーイン広島
ドーミーイン広島は2001年に開業,2014年にリニューアル。ドーミーインとしては全国で10棟目くらいの歴史のある古めのホテルとなっています。
建物は1-8階がドーミーイン,9階以上はマンションという少し珍しい作りをしています。
ドーミーイン広島
開業 2001年10月(2014年リニューアル)
客室数 142室
広島駅からは公共交通機関の利用がおすすめ
立地は可もなく不可もなく。少なくともそこまで不自由ではありません。
広島市の平和大通り沿いの平和記念公園側。広島駅からは,路面電車にのり中電前電停から徒歩2分程度です。
チェックアウト後のホテル→広島駅はシャトルバスも運行されています。
車の場合は有料駐車場(ホテル専用または提携駐車場)があるようです。詳しくはホテルのホームページをご確認ください。
部屋
部屋は少し古めの設計
今回宿泊した部屋は広さ15.5-16.7m2のセミダブル。部屋の様子は最近のドーミーインとは少し違って
- ユニットバスがついている(最近はシャワールームのみが多い)
- 主室と廊下の間に中扉がない
といった特徴がありました。
中扉がないため,主室で寛いでいるときにも廊下の音が聞こえてくることがあるのは少し残念です(「普通のビジネスホテル並み」と思えばよいのですが…)。
部屋を入るとまず左に見えるのが流し台。
懐かしい生活感のある感じですね。お茶・電気ケトル・冷蔵庫・ドライヤーが備え付けられています。
最近のドーミーインでは,室内廊下に洗面台がある場合が多いですが,ここでは洗面台としての機能はユニットバスに。この流し台には鏡はないので,ドライヤーを使う場合はユニットバスかデスクに持っていって使用することになるでしょう。
廊下を進むと……
主室があります。
ビジネスホテルとしてはまずまずの広さ。所々に年季は感じますが,それなりに綺麗に整理されています。
デスクにはコンセントが2つあり,PC作業や充電もバッチリです。
奥のクローゼットには館内着がしまわれていました。
まずまず使いやすいベッド
ベッドは135cm幅のサータ製。このホテルから徒歩10分くらいのドーミーイン広島ANNEXはシモンズだったりしますが,わたしには違いはわかりません 笑
ドーミーイン定番の掛け布団をマットに折り込まない方式でベッドメイクがされています。剥がす手間が省けて助かります(ただし,一辺が壁にくっついている都合上,その辺だけは壁とベッドの間に折り込まれていました)。
まくらもドーミーインおなじみ,オリジナルの「ソロテックスキルト立体まくら」。
ただ,ANNEXと比べると少しくたびれ感があり,使い心地は少し落ちる感じでした。
ベッド周りにはエアコンや照明スイッチ,コンセントなどがあります。ANNEXも含む新しいドーミーインではある小物置きはありません。
メガネなどはヘットボードの上に置いてもよいですが,飲み物を近くに置いておくのは難しそうです。
ドーミーインでは珍しいバスルーム
こちらのドーミーインではめずらしくシャワールームではなくバスルームがついていました。
中はいたって普通といった印象です。
シャンプー等はこのあと紹介する大浴場やほかのドーミーインと同じポーラ製。アメニティは,歯ブラシ,髭剃り,くし,綿棒と最低限必要なものは揃っています。
館内設備
館内には以下のような設備があります。
- 電子レンジ 8F
- 製氷機 3・6F
- 自動販売機 1・3・6・8F
- ランドリーコーナー 8F
- 漫画コーナー 8F
大浴場と湯上がりサービス
ほどよい広さの大浴場
※浴室内の様子・内容は男湯のものになります。
■大浴場
場所 8F
時間 15:00-翌10:00(サウナのみ1:00-5:00休止)
内容 内風呂1つ,外気浴,壺風呂2つ,高温サウナ,水風呂
女湯は高温サウナ・水風呂などの代わりにミストサウナが設置されているなどの違いがあるようです。詳しくは公式ページをご確認ください。
大浴場は8F。温泉ではないので,ANNEXと違い広島市の入湯税(宿泊の場合一人一泊150円)はかかりません。
脱衣所には多くのドーミーイン同様,冷水機が設置されています。
必要十分な大浴場
浴場内の洗い場は6つ。内風呂・水風呂はそれぞれ5人・1人サイズくらい。ほかは,本項上部の枠内をご確認ください。
ANNEXと比べると気持ち狭い印象ですが,ホテル規模も小さいので(当館:142室 ANNEX:166室)こんなものなのでしょう。
また,ANNEXとは違い「それ行けカープ」は流れていませんw
ほてった体に嬉しい!湯上がりサービス
■湯上がりサービス
アイス 15:00 – 25:00
乳酸菌飲料 5:00 – 10:00
ドーミーインではおなじみの湯上がりサービス。こちらはほかの施設と同じです。
アイスは以前は氷菓タイプだけでしたが,ハーシーズもレパートリーに加わって久しいですね。
朝の乳酸菌飲料はピルクル400でした。
朝食・サービス
ドーミーイン名物!夜鳴きそば
■夜鳴きそばサービス
会場 1FレストランHatago
時間 21:30 – 23:00
夜食に嬉しい「夜鳴きそば」こと,あっさり醤油味の半ラーメン。このご時世のためか,部屋への持ち帰りにも対応しています。
無料ドリンクサービス
■無料ドリンクサービス
会場 1Fロビー
時間 15:00 – 25:00
2022年2月から一人一本の缶飲料サービスが行われています(終了時期不明)。ほかのドーミーインでは,あったりなかったり,公式サイト予約限定のサービスだったりします。
同じ施設でもサービス内容が変わることがあるので,「もらえたらラッキー」くらいの感覚でいるとすごく嬉しいですw
わたしが宿泊した際には,金麦,ハイボール,レモン酎ハイ,オレンジジュースがありました。
また,このほかに1Fロビーにはセルフサービスのコーヒーが設置されています。
ご当地朝食
■朝食ビュッフェ
会場 1FレストランHatago
時間 6:30 – 9:30(最終入店9:00)
料金 大人1,500円 小学生以下800円 2歳以下無料
ご当地メニューとしては,穴子ちらし,カキフライ,がんす(揚げ蒲鉾),レモンババロアといったものがありました。
ほかにも,岡山名物のままかりの酢漬けがあったり,(他地域のドーミーインでも見かけますが)ふぐ皮ポン酢があったりと中国・山陽地方らしさも感じられます。
今回はお願いしませんでしたが,もちろんエッグコーナーではオムレツも作ってもらえます。
また,いちおうパンもありますが,ほかのドーミーインと同様に力は入っていません。
ドーミーイン広島ANNEX(大人1,800円)と比べると,こちらは少し安価(1,500円)である分,ご当地メニューが数品少なくなっています。ANNEXでは,カキの卵とじやカキ入り茶碗蒸しといったメニューもありました。
感想
ドーミーインとしては「まぁ,普通」といった印象で,本記事も淡々とした施設紹介になってしまいました。
でも,よく考えるとその「普通」が凄い!
観光や仕事で疲れたところに,大浴場やサウナでリラックス。風呂上がりには冷たいアイスや飲み物を片手にのんびりと。小腹が空いたら夜鳴きそばで,眠たくなったらこだわり寝具でぐっすり睡眠。朝は朝風呂と豪華なご当地朝食で活力UP!
いや,もう完璧のひとことです…。
なお,2021年に新築された「ドーミーイン広島ANNEX」と比較すると,立地はこちらの「ドーミーイン広島」が優れているものの,部屋・大浴場・朝食などは,わずかに劣っている感は否めません。
ただし,現在のところANNEXの方が宿泊料金が高い傾向にあるため,自分の予算などに応じて検討するとよいですね。
新しい施設がブラッシュアップされているのは運営会社が「日々ホテルづくりについて考えられている」という証拠。今後も注目していきたいホテルグループです。
クチコミの確認などは以下の予約サイトから!
<関連記事>
■2021年11月OPEN!ドーミーイン広島ANNEX【ビジホ宿泊記】
<更新履歴>
・2020.8.11 公開(2020.6の宿泊記)
https://web.archive.org/web/20210514062614/https://www.akizou.com/dormyinn-hiroshima
・2022.3.31 更新(2022.2の宿泊記へ全面書き換え)