2021年12月5日(日)から6日(月)にかけてホテルグランヴィア広島に宿泊しました。
お部屋はスーペリアセミダブル。2021年11月にオープンしたグランヴィアラウンジへアクセスできるお部屋となっています。
この記事では,そんなラウンジやお部屋の様子などを紹介します。
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください
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宿泊日:2021年12月5日(日)
部屋タイプ:スーペリアセミダブル
価格:11,100円
チェックイン14:00/チェックアウト12:00
朝食付き
基礎情報
「ホテルグランヴィア」とは
ホテルグランヴィアはJR西日本グループが運営するシティホテルブランドです。JR西日本関連のホテルの中ではフラッグシップ的な位置付けになっています。
西日本の5都市(京都,大阪,和歌山,岡山,広島)に展開されており,和歌山以外は駅直結(和歌山も徒歩2分)という,JRグループの強みを生かした立地となっています。
ホテルグランヴィア広島
ホテルグランヴィア広島の建物は1987年竣工。同年より広島ターミナルホテルとして営業を開始。1997年にJR西日本グループとなり,名称を「ホテルグランヴィア広島」と変え現在に至ります。
新しい建物ではありませんが,2009年~2014年,2016年~2018年には客室がリニューアルされるなど,設備のアップデートはたびたび行われているようです[1][2]。
広島駅直結の好立地!
グランヴィア広島は広島駅新幹線口(北側)に位置しています。駅と直結しているため外を通らずにアクセスできます。
部屋
グランヴィア広島には,
- スタンダードフロア(6F-18F)
- プレミアムフロア(5F)
- スーペリアフロア(19F)
- グランヴィアフロア(20F)
の4フロアがあり,フロアや部屋のランクによって内装・寝具・アメニティなどが異なります。どの部屋に泊まろうか検討をしている方は公式ページの部屋案内も見てみると良いでしょう←記事最後にリンクを載せます。
ここでは,わたしが宿泊したスーペリアセミダブルのお部屋の様子を紹介します。
スーペリアセミダブルの部屋の広さは18m2。「広めのビジネスホテル並み」といったところ。不自由することはありませんが,「シティホテルの通常よりワンランク上のフロア」であることを期待していくと,思っていたより狭く,がっかりするかもしれません。
内装は落ち着きのある感じでまとまっていますね。
お茶類は西日本っぽい?
お茶類は,緑茶・ほうじ茶と小川珈琲のドリップバッグ,そしてペットボトルの水が設置されています。
緑茶・ほうじ茶はオリジナルパッケージですが福寿園の製造。小川珈琲も含めて,京都のメーカー。ある意味で西日本らしさがある気がします。
ちなみに,スーペリアフロアはセミダブルルーム以外ではコーヒーがネスプレッソになるようです。
また,冷蔵庫は有料のドリンクが入っています。
一流メーカーの寝具が嬉しい
ベッドは140cm幅の米国シモンズ社製ポケットコイルマットレスが使われています。そして,その上には高級寝具エアウィーヴのベッドパッドが敷かれています。
備付まくらはエアウィーブのまくらと羽根まくらの二つ。ほかにクローゼットには,低反発寝具の老舗テンピュールのまくらが収納されています。
このような,有名メーカーの寝具たちが眠りをサポートしてくれます。
ベッドまわりの使用感も上々
ベッド周りには,サイドテーブル,照明スイッチ,コンセントと”最低限あって欲しいもの”がきちんと揃っています。
ベッドボードにクッション部分があるのも個人的には嬉しいです。
必要十分なデスク
デスクは普通に仕事などに使うには問題はない広さ。イスもビジネスチェアで使い勝手は悪くありません。コンセントも2口以上空きがあり充電などをしながら作業ができます。
バスルームの機能は標準的。ソープ類は真珠のミキモト!
バスルームは,シャワーカーテンではなくプラ板だったり,床がタイル張りだったりオシャレ感はありますが,機能的には普通のユニットバスといったところです。
ただし,ボトルのソープ類は真珠のミキモトコスメティック。個人差はありましょうが,世間的にも高い評価を受けているメーカーです。
その他アメニティは次のとおり。
体洗いタオル,髭剃り,ヘアブラシ,コーム,歯ブラシ,シャワーキャップ,コットン,綿棒,POLAカラハリの基礎化粧品。一般的なものは揃っています。
ラウンジサービス
20221年11月にグランヴィアラウンジと呼ばれるクラブラウンジのような場所がオープンしました。
広島市内ではシェラトングランドホテル,グランドプリンスホテル,ANAクラウンプラザホテルの3館に続く本格的なクラブラウンジサービスとなっています。
■場所
21F北東側 グランヴィアラウンジ
■営業時間
ティータイム 14:00 – 17:00
バータイム 17:00 – 19:30
ティータイム 6:30 – 10:00
■利用資格
グランヴィアフロア,スーペリアフロア,プレミアムフロアの宿泊者
規模としては約30席(だいたいカウンター10席,テーブル8台くらい)。わたしが利用した日はどの時間も最大で3,4組ほどの利用しかなく,まだまだ穴場といった感じでした。
サービスは基本的には飲食物の提供のみで,チェックイン/アウト対応やビジネスセンター的な機能はありません。
同じ階のレストランとつながっている構造となっており,スタッフさんはラウンジ・レストラン両方を行き来している方もいるようでした。
ティータイム 14:00-17:00
いつもどおり「あるものは大体とる」というスタンスでいただきました←さもしい
品数は多くありませんが,さまざまなジャンルのデザートから軽食まで揃っているのはGOODです。
ドリンクは次のようなものがありました。
- ソフトドリンク(水,グレープフルーツ,オレンジ,トマト)
- 紅茶(dilmah4種類)
- コーヒー(コーヒーマシンでの提供)
バーバイム 17:00-19:30
お酒は広島ローカル感もある素敵なラインナップです。
ただし,炭酸系や冷やして飲むものに寄っている感はあります。食べ物に関しても,温かいものはなく,冷たいおつまみが中心でした。
おそらく本当はいただいた案内に書かれていたとおり「ご夕食前やおくつろぎの一杯に」利用するのが良いのでしょう。
ブレックファスト(朝食) 6:30-10:00
朝食は「2Fレストランでの和洋ビュッフェ」または「ラウンジでの洋ビュッフェ」のどちらかを選べます。
ラウンジの朝食は,
- 4種類のメインディッシュ(オムレツ,スクランブルエッグ,ミート,フィッシュ)から選択
- 本日のスープ
- セルフサービスのパン,シリアル,サラダ,デザート,飲み物など
といった内容になっていました。
メインディッシュはおかわりもできるとのことだったので,2種類いただいてしまいました。
飲み物はティータイムのもののほかに広島市サゴタニ牧農の牛乳が加わっていました。
ラウンジ朝食なので,品数は多くありませんが,どれも美味しくいただけました。
感想:納得のお値段とサービス
ホテルグランヴィア広島のスーペリアセミダブルは,ほどほどの価格帯でちょっと気分を変えたい時には選択肢の一つとなるお部屋でしょう。今回使用した県の割引がなくても約16,000円〜の料金と,ラウンジアクセス付きの部屋としては広島市の他のホテルと比べてもリーズナブルな部類です。
お部屋,ラウンジなどの内容は,お値段を考えると十分満足できるものだと思います。
そして,チェックイン14:00,チェックアウト12:00とゆっくり滞在できることも嬉しいポイントです。
ただし,スーペリアセミダブルは部屋が少し狭めなので,ゆったりとした空間を過ごしたい方はもう少し上のランクの部屋を検討してみるのも良いでしょう。
それでは,今回はこの辺で!
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<参考情報>
■ホテルグランヴィア広島 部屋タイプ一覧
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出典
[1]ホテルグランヴィア広島, お客様へのさらなる満足度向上を目指して 全 403 室のリニューアルが完了 (Internet Archive), https://web.archive.org/web/20150906235229/http://www.hgh.co.jp/pressrelease/pdf/201404superior.pdf(2021.12.26閲覧)
[2]ホテルグランヴィア広島, 客室155室を順次改装 2017年3月末完成 (Internet Archive), https://web.archive.org/web/20171102080750/http://hgh.co.jp/pressrelease/files/201612renovation.pdf(2021.12.26閲覧)