「ヒルトン広島」ワンベッドスイート宿泊記

2023年9月12日（火）から13日（水）にかけて，広島市のヒルトン広島へ宿泊しました。

本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください。

基礎情報

ヒルトン広島

国際的ホテル企業ヒルトンワールドワイドが旗艦ブランドとして展開している「ヒルトン・ホテルズ＆リゾーツ」。

その，中国・四国地方初進出となるホテルがヒルトン広島です。

約420の客室のほか，レストラン・バー，プール，ジム，スパ，結婚式場，会議場などを備えたフルサービスホテル。

開業は2022年10月22日（同年9月1日ソフトオープン）とまだまだ新しい施設となっています。

アクセス・周辺情報

ヒルトン広島は，広島駅前通りを2kmほどくだり，平和大通りを横切って少し進んだ場所にあります。
広島駅からであれば，公共交通機関やタクシーなどの使用がおすすめです。

駐車場は平面・立体合わせて175台。料金などの詳細はホテル公式ページをご確認ください。

また館内に庶民価格のショップなどはありませんが，近隣には

• フジグラン（総合スーパー） 徒歩2分程度
• セブンイレブン 徒歩3分程度

などのお店あり不自由することはありません。

チェックイン

まずは1Fフロントでチェックイン。

特別なことはありませんが，今回はスイートのお部屋だったためターンダウンの時間確認がありました。

チェックイン後は，「お部屋案内しますか？」とのご提案をいただいたので，スタッフさんに案内をしていただきお部屋へ向かいます。

お部屋

今回のお部屋はワンベットスイート（71m²）。スイートの中では一番宿泊しやすい価格となっています。

入り口に向かい，

ドアを開けると，

入り口まわり

ごちゃごちゃとしていない贅沢感が迎え入れてくれます。

水回り以外はフローリング？の床になっており家のような安心感を与えてくれます。

左に曲がると，お手洗いと収納関係。すっきり感が素敵です。

まずは写真左側から見ていきましょう。

曲がってすぐのトビラはお手洗い。

十分な広さに独立した手洗い場が付いており余裕を感じさせる作りです。

お手洗いのトビラの奥には全身鏡があり，さらに奥には，大型荷物置き。下の棚には室内着が収納されています。

逆サイドのクローゼットも広々。金庫やアイロンも完備です。

そんなエントランスエリアを抜けると，洗面・バスルームがあります。

水まわり（洗面・バスルーム）

洗面台は２つ。道具を置いても余裕のあるスペースです。

備付ボトルはハンドソープに加えて，ボディローションもありました。

サニタリー系のアメニティとしては，歯ブラシ・髭剃り，コットン・綿棒，シャワーキャップ，くし。

そして，お高めのお部屋限定ロクシタンセット（化粧水・美容液・入浴剤・ハンドクリーム）です。

洗顔料が欲しかったのでフロントに尋ねると，「これしかなかったです…」ということでヒルトンお馴染みクラブツリー&イヴリンのフェイシャルソープを持ってきてくださいました。

最近は環境への配慮などで，お高めの部屋でも控えめなアメニティであることが多いですね。

ドライヤーは美容室などでも見かけるレプロナイザーの高級モデルの7D Plus。一人で使うには少し大きめですが，評判はいいですよね。ほか，タニタの体重計もありました。

お次はバスルーム。

寝室とのあいだがスケスケですが，浴室前のスイッチでブラインドが下ろせます。

シャワーはハンドシャワーのみ。水圧は少し優しめですが特に問題はありません。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープはクラブツリー&イヴリンの備え付けボトル設置です。以前はミニボトルだったようなので時代を感じます。

ベッドルーム

お次はベッドルーム。フットベンチや窓際ベンチもあり，気分に合わせてのんびり休憩ができる空間となっています。

下の画像奥側のリビングルームと水回りへの入り口はそれぞれ扉がついているので，周りで作業などをしている方がいてもゆっくりと休むことができそうです。

ベッドのマットレスはサータFS-600H9.0の幅180cmモデルのキングサイズ。まくらは１定員あたり２つ。

両方ともダウン・フェザー系で一見同じまくらにも見えますが，詰め物の量などが異なるため，しっかりめ/やわらかめで使い分けることができます。

枕元には寝室内の照明スイッチ，コンセント，充電用USB，ベッドライト・読書灯。サイドテーブルも使いやすくて良いですね。

リビングルーム

リビングルームも複数のソファ・チェアがあり思いおもいに過ごせる空間となっています。

作業をするならばテレビ向かって右のテーブルでしょうか。壁面にはコンセントと充電用USBが備えられています。

お食事もきちんとした形であればこのテーブルでしょうが，壁向きというのは少し寂しい気もします。

とはいえ，スイートの中ではコンパクトで泊まりやすい価格帯のお部屋ということを考えると，効率的に作られている素敵なお部屋です。

無料ミニバー

そして，リビングルームの玄関寄りスペースにはミニバーと冷蔵庫。なんとこちらは冷蔵庫も含めて全て無料です。

お水のほかに，緑茶(伊藤園)とネスプレッソ(カプセル説明なし)，紅茶（Sumik Tea）とお茶請けのもみじ饅頭。また，冷蔵庫にはコーラ，炭酸水と順造選のジュースが置かれていました。

飲み物は補充もできると仰られていた気がします。ホテル内で購入すると現代の錬金術的な価格（）になるので嬉しいサービスですね。

館内施設

館内には次のような施設があります。

• プール・サウナ
• フィットネスジム
• スパ
• レストラン・バー

これらの施設のうち，わたしが見に行ったプール・サウナとフィットネスジムを紹介します。

なお，水着・トレーニングシューズなどは有料レンタルがあるようです（公式サイト：フィットネスセンター参照）。

プール・サウナ

プールは長さ20mで幅もそれなり。ジャグジー，サウナも併設されています（全て水着着用）。

夜8時くらいに様子を見にいったところ，外国の方を中心に賑わっていました。
スイミングを楽しんでいる人，ジャグジーでお話をしている人，サイドチェアでくつろいでいる人など思い思いに過ごされていました。

フィットネスジム

テクノジムのトレーニングマシンが設置されており，ウォーターサーバ，タオルもありました。

なお，更衣室はプール・サウナと共用で6:00-21:00にしか利用ができないため，これ以外の時間で利用する場合は部屋で着替えを済ませてから利用しましょう。

使っていない施設

今回見に行っていない施設は公式のURLを貼っておきます。気になる方はご確認ください。

• スパ（ロクシタンスパ）
• レストラン・バー

エグゼクティブラウンジ（クラブラウンジ）

テーブル数30弱，座席数70程度とそれなりに大きなラウンジです。ただし，座席の間隔は少し窮屈な印象でした。

平日でもアフタヌーンティータイムやイブニングカクテルには6-8割程度の人入りがあったので，繁忙期はゆっくりするのは難しいかもしれません（混雑時には1時間制限がかかるようです）。

他の時間であれば，飲み物などをいただきながらのんびり過ごすこともできそうです。

飲み物は，

お茶はドイツのロンネフェルト。広島では使用しているホテルなども多いですが，12種類と豊富なラインナップが嬉しいです。

コーヒーはネスプレッソが6種類。マシンは業務用の本格派となっています。

ほかにはお水や，

ソフトドリンクもありました。

アフタヌーンティータイム

※この記事の内容は宿泊時のものです。2023年11月現在，アフタヌーンティータイムは行われていないようです。最新の情報はヒルトン広島HPのラウンジ案内でご確認ください。

この日のアフタヌーンティータイムのフードは，サンドイッチやパンにカナッペ，

チョコレートケーキやロール，

そして，乾きもの（クラッカー，金平糖，レーズン，ナッツ，プレッツェルなど）です。

お腹にたまる食べ物が充実している印象でした。

イブニングカクテル

イブニングカクテルのフードは，サンドイッチ・パン・カナッペなどは大体アフタヌーンティーと共通。ほかには野菜スティック，チーズ，生ハムメロン，ポレンタ，フライドポテト，シチュー（牛・鶏入れ替わり）などが並んでいました。

甘味は，チョコムースといちごムース。乾き物はお昼と変わらない感じです。

そして飲み物。

ワインは白・赤・スパークリング，そしてノンアルコールのロゼスパークリング。鹿児島のいも焼酎と，安倍さんとオバマさんの会食で提供されたことで一時期話題になった東広島市西条の「賀茂鶴ゴールド」もありました。

リキュールやスピリッツ類も取り揃えられています。

ビールはハイネケン，アサヒ，ノンアルコール，それと離れたところにアサヒのビールサーバがありました。ソフトドリンクもあります。

朝食

ラウンジ朝食もいただけます。この朝食はラウンジアクセスに付帯なので，アクセス付きプランであれば朝食をつけなくても利用できるそうです。

6Fのモザイクよりは品数は少なめですが，比較的落ち着いて食事を楽しむことができるかもしれません ←モザイクの方が空いていることもあるそう

また，オーダー式のオムレツにはラウンジ限定がありこの時はロブスターオムレツでした。

ビュッフェ台は次のような感じ。

ごはん，かまぼこ，小イワシ南蛮漬け，香の物・のり・納豆・たまごなど，味噌汁，焼きサバ，ベイクドトマト，きのこソテー，野菜ソテー，ベーコン，ベイクドビーン，ハッシュブラウン，ポークソーセージ，がんす（広島の練り物），お好み焼き，ワッフル，フレンチトースト，オムレツ・目玉焼き（注文式），サンドイッチ用ベーグル，スモークサーモン，ハム，チーズ，トマト，オリーブ，サラダ，シリアル，ミューズリー，フルーツ，ヨーグルト，パン，デニッシュなど。

おまけ：モザイク（通常の朝食会場）の朝食

朝食付きプランなどの場合は6Fオールデイダイニング モザイクで朝食をいただくこともできます。

ヌードルバー，ドーナッツ，穴子オムレツ，そのほかおかず類もラウンジより豊富な品揃え。ただし，前述したロブスターオムレツやお好み焼きなどラウンジでしか提供されていないメニューもあるようでした。

感想：巷の噂ほどかはさておき，よかった！

ヒルトン広島は，さまざまなブログやネット上のホテルクラスタ(?)な人々がすごぶる褒めていたので，事前期待はとても高い状態でお邪魔しました。

事前に色々な感想をみてとてもワクワクした状態でのステイ。開業当初の記事が多かったのですが，その当時と比べると，良い面も，個人的には微妙だった面もありました。

しかしながら，館内の質感も上々で，スタッフの方もあたたかく対応してくださり，総合的には満足度の高いホテルステイに。今回はSPCJ会員価格でとてもお得に宿泊できたためコスパも抜群。

今回は約3.6万円と破格でしたが，通常期で一部屋5万円台程度であれば，機会などによっては選択肢の一つにはしても良いのではないでしょうか。

カップル・ご夫婦やおひとり様のちょっと贅沢ステイにはぴったりのお部屋タイプだったと思います。

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