2024年3月1日(金)から2日(土)にかけて,THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA(ザ ホテル山楽金沢)のクラブガーデンキング客室へ宿泊しました。
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宿泊日:2024年3月1日(金)
部屋タイプ:クラブガーデンキング
価格:50,200円 ※宿泊時価格
チェックイン15:00/チェックアウト11:30
※通常チェックアウト11:00
本記事の内容は宿泊日時点での内容になりますことご了承ください。
基礎情報
ホテル山楽
高級不動産などの事業を展開している「ケン・コーポレーション」グループが運営するホテルブランド「山楽」
同社によると,次のようなブランドコンセプトを持っているとのことです。
地域にふさわしい「しつらえ」、地域と融合する「伝統文化」、小規模だからこそ行き届く「上質なサービス」、全国選りすぐりの食材とご当地食材が演出する「美食体験」、その4つの軸をコンセプトとする、ケン・ホテル&リゾートホールディングスが誇る旅館、アンティークホテルブランドです。
[1]
「山楽」プランドは2024年3月現在,那須,鬼怒川温泉,京都山科,神戸,そして金沢に2軒,合計6軒が運営されています。
THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA
開業:2022年12月
客室数:215
今回宿泊したTHE HOTEL SANRKU KANAZAWAは2022年12月オープン。ホテルコンセプトは次のように説明されています。
ホテルコンセプト「Timeless & Connect」
[2]
時を超えて繊細で優美なかがやきを放ち続ける古都・金沢から想起し、その魅力により多く触れることのできるホテル創りを行うという誓いを込めて、 「Timeless(永遠に続く、不朽の)&Connect(繋がる)」をコンセプトとしてデザインやサービスを設計して参りました。
ホテルにいながら金沢の世界観に包まれる、このホテルステイ自体が金沢来訪の目的となるようなディスティネーションホテルを目指します。
アクセス・周辺情報
<金沢駅から>
- バス:路線バス・無料シャトルバスあり。詳細はホテルHPの交通案内をご確認ください
- 徒歩:20-25分程度(約1.5km)
車の場合は,有料駐車場があります。詳しくはホテルの交通案内をご確認ください。
観光には便利な立地
金沢中心部の観光地・ショッピングエリアは徒歩圏内。
近江町市場や武蔵ヶ辻エリアはすぐそこ。
南側には金沢城・兼六園やショッピングエリア香林坊などがあります。さら南下して繁華街「片町」までは徒歩25分程度かかりますが,道中も楽しみながらお散歩ができます。
ホテルから東北側には徒歩12分程度でひがし茶屋街があります。
チェックイン
この日は14:45ごろに到着。
チェックインは15:00開始のため,ショップなどを見て回ろうと思っていましたが,入口でドアマンの方が声をかけてくださり,その流れで,部屋の準備状況を確認,チェックインとなりました。
15:00からはクラブルーム宿泊者はラウンジでのチェックインができますが,時間前であったためフロントにてチェックインを行います。
チェックイン後は,ベルパーソンの方に軽く館内案内をしてもらいつつお部屋まで移動。
客室到着後は,室内の案内などはなく,あっさり目のご対応でした。
お部屋
今回宿泊したお部屋はクラブガーデンキング(33m2)。
どうやらクラブルームといっても,クラブフロアとしてまとまっているわけではなく,館内いくつかの場所に点在している様子。今回は5Fのお部屋を手配されました。
入り口ドアを開けると,左側の扉をあけると水回りスペース,廊下中ほど左側に物置スペース,さらに進むと主室があります。まずは前方に進みます。
物置スペースはコンパクトにまとめられています。
物掛け上の棚にはバスローブ,荷物置きの引き出しには室内着のほか,ブラシや靴乾燥機などが収納されています。
さらに進んで主室
煌びやかさや日本・金沢伝統のモチーフは感じつつも,ウルサくはない絶妙なお部屋です。
窓からの景色は部屋名のとおりお庭ビュー。コの字形に配置された建物の真ん中にあるお庭が見渡せます。
なお,逆側にも客室があるため,ブラインドをおろさないとほかの客室からある程度室内が見えてしまうことには注意が必要です。
机は作業には十分な広さ。コンセントと充電用USB Type-Aが配置されています。
主室奥側のリビングスペース全体としては上記のような感じです。
ベッド
マットレスは180cm幅,信頼の世界的ブランド シモンズが採用されています。
ベッド周りには,ライト,照明スイッチ,テーブル,コンセント,充電用USB Type-Aなども過不足なく配置されています。
まくらは,一人当たり2つ。ポリ綿系?のソフトタイプと,羽根系のハードタイプとそれぞれ別のものとなっており,好みに応じて使い分けられます。
お茶類
ティーバッグの紅茶,煎茶,そして茶の茎を焙じた加賀棒茶。
コーヒーはUCCのドリップポッドのカプセルが3種類(マイルドロースト,シティロースト,カフェインレス)と豊富に揃っています。
色鮮やかな九谷焼の茶器類も素敵です。
また,冷蔵庫には,ペットボトルのお水と加賀棒茶がありました。
水回り(トイレ・洗面・バスルーム)
トイレ・洗面スペースは次のとおり。右側ガラス戸の奥はバスルームです。
洗面下収納には,
タオルはフェイス,ハンド,バスタオルが人数分。ホテルのクオリティに見合ったものが使用されています。ドライヤー(コイズミのサロンセンス300),オムロンの体重計も設置されています。
アメニティも色々。
ボディタオル,ブラシ,髭剃り,歯ブラシ,コットン・綿棒など基本的なものに加えて,
雪肌精の基礎化粧品セットやホテルオリジナルの入浴剤,ブルガリのソープ類など贅沢さを感じるアメニティが嬉しいです。
お次にバスルーム。
シャワーはハンドとオーバーヘッドの2種類。
バスタブは180cm弱の人間としては,もう少し深くて大きめのタイプであればより良いと思いました。足を伸ばして入るとオーバーフロー穴までの湯量だと半身浴のようになってしまいます。
館内施設・設備
次のような施設・設備があります。
- レストラン
- ギフトショップ
- コインランドリー
- 製氷機
- 自動販売機
ハイクラスホテルでありながら,コインランドリーや自販機といった設備があるのは嬉しいです。ランドリーは部屋のテレビから使用状況が確認できます。
大浴場,ジム,プールなどはありません。
レストラン
1Fにレストランなどがあります。
- 金沢ダイニング きざはし
- ロビーラウンジ&バー セゾン
詳しい情報はホテル公式ページのレストラン案内をご確認ください。
ギフトショップ
営業時間:9:00-18:00
金沢周辺の食器・小物・工芸品などを中心に,地酒や飲食系のお土産もいくつか(厳選されて?)置かれていました。
クラブラウンジ
場所:2F プレミアムラウンジKANAZAWA
営業時間:14:00-21:00
カフェタイム14:00-17:00
カクテルタイム17:00-21:00 (L.O. フード20:00,ドリンク20:30)
座席:72席
今回はラウンジアクセス付きのプランで宿泊をしました。
ラウンジ内は3つの区画に分かれています。入口を入った場所がコンシェルジュの方がいる中央区画。右側の区画にはビュッフェ台や飲み物,左側の区画にはワイン・日本酒などのお酒が置かれています。
座席数はそれぞれの区画で4人がけ2テープル,2人がけ8テーブルの24席。合計72席。
私が伺った際には,カフェタイム・カクテルタイム共に右・中央の区画が人気で6〜8割程度は埋まっていましたが,左側の区画は余裕がありました。
さて,このラウンジ,食べ物大好き勢には夢のような空間でした。
カフェタイム
カフェタイムには1Fロビーラウンジで販売されている1個650-700円の通常サイズのケーキがいただけます。また,この時はありません(売り切れ?)でしたが,ウェブ上の情報によると,有名店の上生菓子が置かれていることもあるようです。
ほかにも,軽食,焼き菓子,アイスなどもあります。
ドリンクは,ドイツの老舗ロンネフェルトのお茶やコーヒー。
さらに冷蔵庫にはソフトドリンクやビール。ワイン,日本酒などもお昼からいただけます(写真は後述のカクテルタイムで)。
カクテルタイム
夜の時間も食べ物が充実しています。
そして,飲み物。
コーヒー,お茶はカフェタイムからそのまま。冷蔵庫のソフトドリンク(水,加賀棒茶,炭酸水,ジンジャーエール,コーラ,アイスコーヒー,アップルジュース,オレンジジュース),ビール各種(プレミアムからノンアルまで)もカフェタイムから引き続き。カクテルタイムのみカットフルーツがありました
また,ビュッフェ台と反対側の区画には,そのほかのお酒類。
そのほか
わたしの宿泊時には,”クラブラウンジで提供品については滞在中に消費される量のみお持ち出し可能”と案内されていました。
利用者のマナーがあって成り立つサービスですので,信頼していただけているのは嬉しいですし,こういった試みを続けていただけるような宿泊客でありたいものです。
(最新の情報はホテルにご確認ください)
また,14:00まではクラブラウンジの営業は行われていませんが,11:00-14:00までクラブフロア宿泊客はロビーラウンジ&バー セゾンにて無料のドリンクサービスが受けられるとのことです。
朝食
会場:1Fレストラン きざはし
(座席:88席/テラス席12席,個室3室24席)
時間:7:00-11:00(最終入店10:30)
形式:ビュッフェ
朝食は1Fレストラン「きざはし」でいただけます。
わたしは8:10ごろに伺い,待ち時間なく席に案内されました。
客入りは半分程度といった感じで,滞在中には待ち時間が発生している様子はありませんでした(3月初旬(閑散期)の土曜日です)。
混雑状況は部屋のテレビから確かめられるので,そちらも確認しつつ時間を検討すると良いかもしれません。
肝心のビュッフェ内容は,かなりの高レベル。
種類も豊富で,寿司・天ぷらからローカルフード,スパークリングワインまでいただけます。
揚げ物,焼き物,お寿司などはライブキッチン形式で補充されていきます。シェフのみなさんは色々な意味で職人気質な印象でしたが,食べ物が美味しければそれでいいです。
感想
スタッフさんは丁寧なご対応をしてくださる方も多かったですが,わたしとはタイミングが合わない場面も多々あった印象です。
チェックイン時には領収書を封筒に入れずハダカで渡されて,ん?となったり,
チェックイン後の部屋案内時にお部屋に入ったあとには,室内案内を提案してくださるわけでも外套をかけてくれるでもなく,向き合って微妙な時間が流れたり,
ほかにもいくつか。。。
ただし,ホテル予約サイトなど見ると接客の評価も高め。「良い接客」といってもさまざまな方向性があるので,たまたまわたしとはウマが合わなかっただけなのでしょう。
(余談ですが,金沢の方とは今までもすれ違うことが多く,苦手意識みたいなものはあったりします。)
館内は組子,加賀友禅,九谷焼,朱塗り・群青色・金色といった金沢周辺の伝統のモチーフが随所に散りばめられた美しい空間となっています。さらに,現代作家の美術品や建物中央に設置されたお庭も雰囲気をいっそう引き立てるものとなっています。
そして,食まわりの満足度は随一。
ラウンジにてビュッフェ形式で通常サイズのケーキがいただけるのははじめての経験。
品数やバラエティも豊富。
また,朝食もワクワクするようなお品が揃っていました。
金沢の雰囲気もミックスされた上質なファシリティやお食事を堪能したい方にはお勧めできるお宿です。
口コミの確認や宿泊予約は以下のリンクより!
出典
[1]Ken Hotels & Resorts Holdings Ltd., ブランド一覧, https://kenhotels.com/hotel/brand.html (2024.4.3閲覧)
[2]Ken Hotels & Resorts Holdings Ltd. (PR TIMES), 金沢の新たなディスティネーションホテル「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA」、2022年12月21日開業<本日 2022年8月8日より、宿泊予約受付開始> , https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000012186.html(2024.4.3閲覧)